あるスピリチュアルリーダーがこんなことを教えてくれました。
人生における選択肢は二つしかない。
「人生は、喜びから生きるか、恐れから生きるか」
だと。

この選択、実はお金との付き合い方にも大事になってきます。
順を追ってみてまいりましょう。

喜びから生きるか?恐れから生きるか?

「must」は怖れから生きている証

人はみな、喜びから生きている。
そう思っている人多いと思います。
しかし、世の中には「must」なこと、つまり「〇〇せねばならない」という事がとても多い
たとえば……
・夜になれば寝なければならない
・毎日学校(会社)に行かなければならない
・お客さんに電話しなければならない
・家族のためにお金を稼がなければならない
・家族が帰ってくるからご飯をつくらねばならない
などなど。

やらなければならない事は、やらなければ問題が起こる事。
問題が起こると困るから、仕方なくやる。
これが恐れから生きるという事。

実は、意識しなければ、私たちは一日の大半を、恐れから生きています。

お金の使い方も二択

毎日を恐れから生きている。
この事に気付いたとき、私は衝撃を受けました。
で、お金についても見直してみました。
すると、やはりお金の使い方も、圧倒的に「must」が多かったのです。

各種支払いに関しては、「ねばならない」という思いから、すごく重い。
だからなのか、私たちは、お金を使わないよう自分に癖付けてはいないでしょうか?

実際のところ、月収が50万円から80万円に増えたとします。
多くの人は、だからと言って、生活やお金の使い方をあまり変えません。
たぶん、「これから子供の教育費にお金がかかるから」とか、「将来の年収が上がり続けるとは限らないから」といった風に、まさに恐れから生きるといった判断基準でお金を扱います。

じゃあ、私たちは、どれだけ収入が増えれば「喜びから生きる」ことができるのでしょうか。
たぶん、80万円が100万円になろうが、500万円になろうが、ずっと恐れから生きる癖を捨てきれないのではないでしょうか。

喜びのためのお金が恐れの元になる!?

さて、ここであるシーンを考えてみて下さい。
家族で旅行するとしましょう。
イマドキ、旅行となると結構なお金がかかります。
喜びの計画があって、喜びのために旅行を組んで、いざ、お金を払います。
けどその時に思いがけない金額を前にして、「こんなにお金使って大丈夫かな」「けっこう大金だけど後悔しないかな」なんてことが頭をよぎる。

喜びのための行動を、怖れが消し去ってしまうんですね。
すると次からは、この悦びのための行動をとろうという思いが湧きあがりにくくなる。
結果として、全ての人生を恐れから判断しようという傾向を持ち始めます。

これって、何だかもったいないのではないでしょうか。

HansによるPixabayからの画像

喜びから生きるためのお金の使い方

喜んで使うと、お金は戻ってくる?

では、どうすれば良いのでしょうか。
一説によると、お金は感謝のエネルギー
旅行代金を支払うなら、その楽しみを得られることを感謝し、その支払いができることを喜ぶ。
お金は使ってこそ、幸せを運んでくれるという事をしっかり認識することだと言います。

お金は使うことで喜びを手にしているんです。
つまり、お金は使えば使うほど喜ばしい事です。
しかし、お金を使うのが今一つ乗り気になれないのは、
お金は使ってしまったら戻ってこないという思い込みがあるからではないでしょうか。

だから一つ一つの買い物で、得したとか損したとか、一喜一憂するのです。

しかし、喜んでお金を使い、その対価を喜んで受け取ると、
私たちは幸せになります。
その幸せは、生きるエネルギー。
この思いを例えば仕事であったり、学びに活かしていくことで、
また新たなエネルギーを生み出します。
そしてお金はエネルギー。
色んなところをまわりまわって、私たちの収入に影響を及ぼします。

私たちはお金を通すパイプ

私たちが生きる、という事を考えたとき、それは五感を通じて様々な経験をする事だと私は考えます。
神さまが私たちをそんな風に設計したとすれば、様々な経験ができるよう、お金を流してくれるというのが筋でしょう。
しかし、コイツ、お金を持っても使わないぞ、となると自然とそこには流れなくなります。
お金は水の流れと同じ。

流れるところには次々と流れてきますが、せき止められた場にはそれ以上流れてきません
だから、浪費は勧めませんが、価値ある経験のためには、喜びの選択による行動のためには、しっかりとお金を使えば、ちゃんと補充されるはずです。

まとめますと、
①お金は「喜びの選択」を持って、価値ある経験のためには喜んで使う
②得た経験はしっかりと感謝をもって味わう
③さらなる価値ある経験を見つければ、必ずそれに見合ったお金が入る
という事になろうかと思います。

ぜひ意識してみてください。

メールマガジン:40代からの自己啓発の購読申し込みはこちら